HEXAGRAM 48 · 反転
井 — 井戸。豫が外へと噴き出す喜びの卦であるなら、井は静かに地の下から人を養う卦。両者は対照的な動きを描いています。喜びの後に、変わらず人を養うものに帰る — その対比が大切。
井 を読む →PLATE XVI · SIXTEEN OF SIXTY-FOURPLATE · XVI · Yù
Yù · Enthusiasm · 周易第十六卦
上卦 ☳ THUNDER · 下卦 ☷ EARTH
卦辭
卦辭
彖 辞
“ 侯を建て師を行(や)るに利あり。 ”“ 侯を建て師を行(や)るに利あり。 ”
— 周易、卦16、卦辞。 紀元前1000年頃。
卦辞はひとつだけ — 諸侯を立て、軍を動かすに利あり。喜びと勢いが満ちている時、人を集めて動くことが叶う。豫の力は私のものではなく、集団の心が一つに揃った時の力。
象辭
象辭
象 辞
“ 雷、地に出で奮う、豫なり:
先王もって楽(がく)を作り徳を崇(たっと)び、
殷(さか)んにこれを上帝に薦(すす)む。 ”“ 雷、地に出で奮う、豫なり:
先王もって楽(がく)を作り徳を崇(たっと)び、
殷(さか)んにこれを上帝に薦(すす)む。 ”
— 周易、卦16、象辞。
原典の象辞は続けてこう告げます — 雷が地から出て奮い起こる、それが豫の姿。古の王はこの象を見て、音楽を作り徳を尊び、それを天に薦めた。喜びは私事ではなく、集団を整える力。
この卦が現れるときこの卦が現れるとき
豫があなたの読みに現れたなら、書は未来を予言しているのではなく、ある状態を名づけています。その状態はこうです — 喜びと勢いが満ちている、そしてその喜びは独りのものではなく、周りを一緒に動かす力を持っている。
古典的な中国の宇宙観において、豫は地の上に雷。長く沈んでいた雷が、ついに地表に出て鳴り響く。それを聞いた人々は、自然に身体が動きだす。新しいプロジェクトの始動で、チーム全員が前のめりになる朝。長く準備してきたイベントの当日。家族で何かを祝う夕方。卦は喜びを心の状態としてだけでなく、集団を整える力として描いています。
書が説くのは自然な動きに乗ることです。今この時、何かが「ほとんど自分から動いている」ように感じるなら、それは豫の力。卦辞の「侯を建て師を行るに利あり」 — 人を集めて何かを始めるに、これ以上の時はない。けれど書はもうひとつ忘れません — 喜びは中の徳から発するもので、形だけ作っても続かない。
けれども豫は永続の卦ではありません。文王の序列における次の位置は隨 — 随うこと。書はこう告げます — 喜びを起こした者は、次にその流れに自分も随う段階に入る、と。今は乗り、けれど次に来る転換にも開いておきなさい。
相 伴 う 卦相 伴 う 卦
Yù に語りかける卦。
あなた自身の問いを尋ねるあなた自身の問いを尋ねる
あるいは、現れないかもしれません。神託は、いま在るその瞬間を読みます —
探しに来た卦をではなく。