HEXAGRAM 35 · 反転
晉 — 進み、昇る。屯が地の下で雷が震える卦であるなら、晉は地の上に日が昇る卦。同じ動きの、後の段階。種が芽を出し、地表に達したときの姿。屯の中にあるとき、晉はまだ遠いけれど、確かに先にある。
晉 を読む →PLATE III · THREE OF SIXTY-FOURPLATE · III · Zhūn
Zhūn · Difficulty at the Beginning · 周易第三卦
上卦 ☵ WATER · 下卦 ☳ THUNDER
卦辭
卦辭
彖 辞
“ 元なり、亨る。
利あり、貞し。
用うるなかれ、往くところあらば、
侯を建つるに利あり。 ”“ 元なり、亨る。
利あり、貞し。
用うるなかれ、往くところあらば、
侯を建つるに利あり。 ”
— 周易、卦3、卦辞。 紀元前1000年頃。
卦辞は二つのことを並べます — 元・亨・利・貞という大きな約束と、しかし今は動くなかれという慎重な留保。新しい始まりは、内に力を秘めて、まだ開かないとき。
象辭
象辭
象 辞
“ 雲雷、屯なり:
君子もって経綸す。 ”“ 雲雷、屯なり:
君子もって経綸す。 ”
— 周易、卦3、象辞。
原典の象辞は続けてこう告げます — 雲が立ちこめ、雷が鳴り、けれどまだ雨は落ちない。君子はこの象を見て、糸をひとすじずつ繰る — 性急に展開せず、秩序を一つずつ立てていく姿勢を学びます。
この卦が現れるときこの卦が現れるとき
屯があなたの読みに現れたなら、書は未来を予言しているのではなく、ある状態を名づけています。その状態はこうです — 何かが始まろうとしている、けれどそれはまだ土の中、まだ形を持たない。
古典的な中国の宇宙観において、屯は雷の上に水。下では雷の力が震え、上では雨雲が立ちこめ、両者の出会いはまだ完結していません。種が殻を割る前の暗闇。新しい店の最初の三ヶ月。引っ越したばかりの街の見慣れぬ朝。書はこの段階を「難」と呼びますが、それは失敗の難ではなく、新生に必ず伴う難です。
書が説くのは前進ではなく、基盤を組むこと。卦辞の「侯を建つるに利あり」 — 信頼できる協力関係を結べ、組織を整えよ、というのが、この段階での唯一の正しい動きです。混乱の中で焦って大きな手を打てば、根を張る前に風で倒れる。
けれども屯はそれ自身で終わる卦ではありません。文王の序列における次の位置は蒙 — 若い無知。書はこう告げます — 種を撒いた者は、次にそれを学ぶ者の段階に進む、と。今は焦らず、ひとすじずつ糸を繰りなさい。
相 伴 う 卦相 伴 う 卦
Zhūn に語りかける卦。
あなた自身の問いを尋ねるあなた自身の問いを尋ねる
あるいは、現れないかもしれません。神託は、いま在るその瞬間を読みます —
探しに来た卦をではなく。