HEXAGRAM 34 · 反転
大壯 — 大いなる力。坤が静かに受け止める卦であるなら、大壯は陽の力が外へと噴き出す卦。両者は同じ大地と天の対話の、別の面を描いています。坤の中にあるとき、いつか大壯の時が来ることを忘れずに。けれども今は、まだ受け止める段階。
大壯 を読む →PLATE II · TWO OF SIXTY-FOURPLATE · II · Kūn
Kūn · The Receptive · 周易第二卦
上卦 ☷ EARTH · 下卦 ☷ EARTH
卦辭
卦辭
彖 辞
“ 元なり、亨る。
牝馬の貞に利あり。
君子往くところあれば、
先んずれば迷い、後にすれば主を得、利あり。 ”“ 元なり、亨る。
牝馬の貞に利あり。
君子往くところあれば、
先んずれば迷い、後にすれば主を得、利あり。 ”
— 周易、卦2、卦辞。 紀元前1000年頃。
卦辞は長い。受け止める力には、いつ動きいつ止まるかの繊細な指示が要る — 先に出れば迷い、後にしたがえば主を得る。書の中で最も実用的な助言のひとつ。
象辭
象辭
象 辞
“ 地勢は坤なり:
君子もって厚き徳もて物を載す。 ”“ 地勢は坤なり:
君子もって厚き徳もて物を載す。 ”
— 周易、卦2、象辞。
原典の象辞は続けてこう告げます — 地は厚く、そのうえにすべてを載せる、と。坤の徳は受け止めることに尽きる。広く、深く、そして声をあげずに。
この卦が現れるときこの卦が現れるとき
坤があなたの読みに現れたなら、書は未来を予言しているのではなく、ある状態を名づけています。その状態はこうです — 主導するのではなく支える、押し出すのではなく受け止める、そのほうが今この瞬間に適っている。
古典的な中国の宇宙観において、坤は大地。万物を載せ、養い、争うことなくすべての土台となるもの。六本の陰爻が下から上へと積み重なる卦は、純粋な受容の姿を描いています。種を抱える土。誰かの言葉を黙って聞ききる耳。雨を受け止める畑。
書が説くのは退却ではなく、能動的な後退です。「先んずれば迷い、後にすれば主を得る」 — 自分から仕掛ければ道を見失い、機の動きに従えば、本来立つべき位置が自然に見えてくる。坤の力は弱さではなく、別種の強さ。受け止める器がなければ、与える力は無駄に流れていきます。
けれども坤もまた、それ自身では完結しません。文王の序列で乾と対をなし、両者は互いを呼び合っています。書はこう告げます — 受け止める時を知る者は、いつか動く時の知らせも受け取れる、と。今は厚く、静かに、そして急がずに。
相 伴 う 卦相 伴 う 卦
Kūn に語りかける卦。
HEXAGRAM 34 · 反転
大壯 — 大いなる力。坤が静かに受け止める卦であるなら、大壯は陽の力が外へと噴き出す卦。両者は同じ大地と天の対話の、別の面を描いています。坤の中にあるとき、いつか大壯の時が来ることを忘れずに。けれども今は、まだ受け止める段階。
大壯 を読む →HEXAGRAM 1 · 転機の縁(えにし)
乾 — 純粋な陽の動き。形ではなく時において坤と関わる卦。乾と坤は書の最初の対をなし、片方が動けばもう片方が応える。坤が受け止める季節であるなら、乾はその季節を満たす力。両者は決して同時には来ないけれど、決して離れもしません。
乾 を読む →あなた自身の問いを尋ねるあなた自身の問いを尋ねる
あるいは、現れないかもしれません。神託は、いま在るその瞬間を読みます —
探しに来た卦をではなく。