HEXAGRAM 25 · 反転
無妄 — 無心。巽が間接的に持続して浸透する卦であるなら、無妄は直接的に素直に出す卦。両者は誠を伝える二つの方法を描いています。場面に応じて、直に出すか、風のように染み込ませるか。
無妄 を読む →PLATE LVII · FIFTY-SEVEN OF SIXTY-FOURPLATE · LVII · Xùn
Xùn · The Gentle (Wind) · 周易第五十七卦
上卦 ☴ WIND · 下卦 ☴ WIND
卦辭
卦辭
彖 辞
“ 小しく亨る。
往くところあるに利あり、
大人を見るに利あり。 ”“ 小しく亨る。
往くところあるに利あり、
大人を見るに利あり。 ”
— 周易、卦57、卦辞。 紀元前1000年頃。
卦辞は控えめに祝福します — 小しく通る、動いてよい、智慧ある人と会いなさい。風の卦の力は派手ではなく、けれど浸透すれば深い。
象辭
象辭
象 辞
“ 随風は巽なり:
君子もって命を申(かさ)ねて事を行(おこな)う。 ”“ 随風は巽なり:
君子もって命を申(かさ)ねて事を行(おこな)う。 ”
— 周易、卦57、象辞。
原典の象辞は続けてこう告げます — 風がしきりに吹く、それが巽の姿。一度ではなく、何度も同じ方向に吹く。君子はこの象を見て、命令を繰り返し、事を行う — 一度言って通じなければ、もう一度、また一度、優しく繰り返す。
この卦が現れるときこの卦が現れるとき
巽があなたの読みに現れたなら、書は未来を予言しているのではなく、ある状態を名づけています。その状態はこうです — 今この時、力で押すのではなく、風のように細やかに、繰り返し、相手に染み込ませることが効く。
古典的な中国の宇宙観において、巽は風が二つ重なる卦。風は木の隙間も、戸の隙間も、心の隙間も、抵抗なく通る。けれど一度では何も動かさない。何度も同じ方向に吹いて、はじめてものを動かす。新しいアイデアを組織に浸透させる過程。長年の習慣を持つ人に少しずつ働きかける時。子どもや学習者に、繰り返し同じことを伝え続ける場面。
書が説くのは持続する優しさです。「命を申ねて事を行う」 — 一度の宣言で人は動かない、けれど風のように繰り返せば、いつかは動く。今この時、相手が一度で理解してくれないことに苛立つ前に、もう一度、別の角度から、同じことを伝えなさい。「大人を見るに利あり」 — 智慧ある人の風の使い方を、傍で見て学びなさい。
けれども巽は永続の卦ではありません。文王の序列における次の位置は兌 — 喜び。書はこう告げます — 風が浸透した者には、やがて人と喜びを交わす時が来る、と。今は風のように、けれどいつか兌の喜びの段階に入る日を見据えていなさい。
相 伴 う 卦相 伴 う 卦
Xùn に語りかける卦。
あなた自身の問いを尋ねるあなた自身の問いを尋ねる
あるいは、現れないかもしれません。神託は、いま在るその瞬間を読みます —
探しに来た卦をではなく。