PLATE V · FIVE OF SIXTY-FOUR

Xū · Waiting · 周易第五卦

上卦 ☵ WATER · 下卦 ☰ HEAVEN

卦辭

周易

彖 辞

“ 孚あり、
光ありて亨る。
貞にして吉。
大川を渉るに利あり。 ”

— 周易、卦5、卦辞。 紀元前1000年頃。

卦辞は待つことが消極ではないと告げます — 内に篤い信を持って待つなら、光は通り、結果は吉に至る。そして時が来たら大川を渉る勇気を忘れるな、とも。

象辭

象 辞

“ 雲、天の上にあり、需なり:
君子もって飲食宴楽す。 ”

— 周易、卦5、象辞。

原典の象辞は続けてこう告げます — 雲は集まっているが、雨はまだ降らない。君子はこの象を見て、飲み、食べ、楽しむ — 焦らず、力を養い、機が熟すのを待つ。

この卦が現れるとき

なすべきことを終えたあとの、能動的な待ち。

需があなたの読みに現れたなら、書は未来を予言しているのではなく、ある状態を名づけています。その状態はこうです — 動くべき動作はすでに終えた、いまは時の側の仕事を待つ番。

古典的な中国の宇宙観において、需は天の上に水。雲が集まりはじめ、けれどまだ雨は降らない。すべての条件が整い、ただ最後のひと押しを待っている。履歴書を送ったあとの一週間。告白したあとの一夜。提案を出したあとの数日。書はこの間隙そのものを名づけて、需と呼びます。

書が説くのは焦らずに在ることです。卦辞の「飲食宴楽す」は文字どおり — 食べに行き、眠り、愛する人と過ごしなさい、と。何度もスマホを確かめる人は、待つ力を失っているだけ。来るべきものが来るとき、それは必ずわかる。焦りで自分を消耗させる前に、自分を養いなさい。

けれども需は永遠に待つ卦ではありません。卦辞は最後にこう告げます — 大川を渉るに利あり、と。時が満ちたら、大きな動きを恐れてはならない。今は待つ、けれど来るべき動きの瞬間を見逃さない。

相 伴 う 卦

Xū に語りかける卦。

HEXAGRAM 37 · 反転

家人Jiā Rén · The Family

家人 — 家族の道。需が外の機を待つ卦であるなら、家人は内の関係を整える卦。外で何も起こらない時間は、内側を整える時間にもなる。書はこう告げます — 待つ時間に家を整えた者は、機が来たときによりよく出ていける、と。

家人 を読む →

HEXAGRAM 4 · 転機の縁(えにし)

Méng · Youthful Folly

蒙 — 知らないことの智慧。形ではなく時において需と関わる卦。蒙が学びの開始であるなら、需はその学びが内で熟すのを待つ段階。両者は知ることと、その知が身に染みるまでの間の時間を、それぞれ別の角度から描いています。

蒙 を読む →

あなた自身の問いを尋ねる

Xū はあなたの読みに現れるかもしれません。

あるいは、現れないかもしれません。神託は、いま在るその瞬間を読みます —
探しに来た卦をではなく。

書に尋ねる