PLATE X · TEN OF SIXTY-FOUR

Lǚ · Treading · 周易第十卦

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卦辭

周易

彖 辞

“ 虎の尾を履むも、
人を咥(か)まず。
亨る。 ”

— 周易、卦10、卦辞。 紀元前1000年頃。

卦辞は一枚の絵を示します — 虎の尾を踏んでいる、けれど咬まれない。危ういものに触れているのに、慎みと礼があれば、通じる。書の中で最も具体的な意象のひとつ。

象辭

象 辞

“ 上は天、下は澤、履なり:
君子もって上下を弁じ、民の志を定む。 ”

— 周易、卦10、象辞。

原典の象辞は続けてこう告げます — 上に天があり、下に澤がある、それが履の姿。位の上下が明らかな時。君子はこの象を見て、地位を弁じ、人々の志を定める — 礼節そのものが秩序を作る。

この卦が現れるとき

危ういものの傍を、慎んで歩く時。

履があなたの読みに現れたなら、書は未来を予言しているのではなく、ある状態を名づけています。その状態はこうです — あなたは今、力のある相手や危うい状況の近くにいる、そしてそれを通り抜けるには礼節がいる。

古典的な中国の宇宙観において、履は天の下に澤。天は遠く高く、澤は低い水溜まり。両者の差は大きく、低い側が高い側に触れるときには注意が要る。新しい上司のもとで動き始めた一週目。気難しい客との会話。年長者の前で意見を述べる場面。卦辞の虎は、必ずしも敵ではありません。けれど不用意に触れれば、噛む。

書が説くのは慎みと礼です。「虎の尾を履むも、人を咥まず」 — 危ういものに近づいても、慎みがあれば通り抜けられる。卑屈ではなく、媚びでもなく、相手と自分の位を弁じた、整った所作。それが履の徳。今は大胆さよりも、足の運びの正確さが効きます。

けれども履は緊張だけの卦ではありません。文王の序列における次の位置は泰 — 平和。書はこう告げます — 虎の尾を慎んで歩いた者は、やがて天地が交わる時に至る、と。今この場面を礼節で通り抜ければ、その先に開けるものがある。

相 伴 う 卦

Lǚ に語りかける卦。

HEXAGRAM 42 · 反転

Yì · Increase

益 — 増えること。履が慎んで歩く卦であるなら、益はその歩みの後に資源や支えが流れ込んでくる卦。礼節を守った者には、いずれ豊かさが帰ってくる。両者は別々の段階だけれど、原因と結果のように響き合います。

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HEXAGRAM 9 · 転機の縁(えにし)

小畜Xiǎo Chù · Small Taming

小畜 — 小さな抑え。形ではなく時において履と関わる卦。小畜が動きの前の張りであるなら、履はその張りの中で実際に一歩を踏み出す瞬間。書はこう告げます — 蓄えた者は、慎んで歩み出さねばならない、と。

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あなた自身の問いを尋ねる

Lǚ はあなたの読みに現れるかもしれません。

あるいは、現れないかもしれません。神託は、いま在るその瞬間を読みます —
探しに来た卦をではなく。

書に尋ねる